甲状腺ホルモンの分泌が過剰な状態を「甲状腺機能亢進症」といいます。
甲状腺機能亢進症になる原因として、最も多いのが「バセドウ病」です。
本来、脳の下垂体から「甲状腺刺激ホルモン」が分泌され、その刺激によって甲状腺で甲状腺ホルモンをつくります。
甲状腺ホルモンの濃度は、甲状腺刺激ホルモンによって調節されて、正常に維持されます。
しかし、バセドウ病は、特有の刺激物質が常に甲状腺を刺激するため、甲状腺ホルモン量が過剰になります。
この甲状腺ホルモンの分泌量が過剰になると、新陳代謝が高まります。
そのため、体が常に運動をしているような状態になり、さまざまな臓器に負担をかけます。
見た感じは、元気に見えるため、周りの人からは病気だということを理解してもらえないこともあります。
また、本人でも気づかないことがあります。
20?30歳代の一般的に病気にかかりにくい活動的な年代にバセドウ病は多いです。
また、高齢者がバセドウ病になると、心臓の病気と間違われることもあります。
また、体重が減り痩せるため、がんと間違われることもあります。